FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

続きを読む

再びの世界

 一月の写真。やっとシーズンに入りそう。また縄文土偶のイルミネーションに会えるとも限らないが、真っ暗な夜の運転が続くとホットする光景。あと何年滑れるか。...

続きを読む

干し柿完成

 今年の出来は良さそう。大きめだったので、そろそろ収穫して加工に入ります。ここまでは縄文式の干し柿ですが、加工は独自に案出したもの。こちらの方が美味しいと思うが、秘密を教える訳にも行かない。柿が日本に入って来た時期は不明確で、カキというコトバも起源が分からないから、縄文人が干し柿を食べたかどうか確定できない。ただ縄文人の考え方に倣って干してみたという縄文式。インゴルドのいうメイキングだが、彼は農耕...

続きを読む

メイキングあるいは4As

インゴルドは人類学を4Asとして、自ら手を下して事物を作っていく過程とする。少なくとも古代人は事物を作ることで暮らしてきたのだから、芸術も建築も考古学も人類学も「参加」を通じて自らの生き方を見出して行く道だ。当たり前と言えば当たり前だが、過去の人々が作り出した事物を記述するだけの民族誌では不十分という点を指摘したのは嬉しい。もっとも今さら何を言うかという反論も可能で、学者あるいは学問という領域の限界...

続きを読む

心茶会

 1987年の初版らしいが、内容的には古びていない。というより久松真一の懸念は更に深まったと考えられる。花嫁修業の一部といった認識に留まっている限り、どんな芸道も短期間で滅びて行く。家元制度が良くないと言ったところで、何の足しにもならない。禅哲学から茶道への道を示した功績は大とするが、表現の時代性を打ち消すほどの魅力とはなっていない。殺仏殺祖の玄旨が存在するなら、我々自身が久松真一を超えて行かなけ...

続きを読む

先住民族研究会

 尾本恵市先生の御許しを得て、先住民族研究会(第四回)に参加しました。多士済々で面白い話が聞け、一夜を楽しく過ごせました。もっとも二次会は欠席せざるを得ず、ちょっと残念な気もします。人類学者ではないので、先住民の暮らしぶりを記述することに興味をもっている訳ではありません。というより彼らの智慧こそ現代の我々にとって重要な導きの星になると考えます。人類が全世界に拡散してから一万五千年以上経つのですから...

続きを読む

LEDのリバウンド

 青野由利が「土記」にLEDのリバウンドを書いていた。ネット記事を丸写ししたものだが、あれだけ騒いでLED化を勧めたのはマスコミでしょう。その上、リバウンドというコトバの意味も調べずに記事を書くのは信じられない。リバンドというのは一時的に光量が減ってから元に戻る現象を言うのに、ただただ増え続けているのだから「増進」とか「急増」と言って欲しかった。こうした実証研究がなくても日本の至るところで照明器具が増え...

続きを読む

木質バイオマス発電

 木質バイオマスを使う発電所の申請が鰻登りだという記事を、毎日新聞の鈴木理之が書いていた。入札で事業者を決定するという有識者委員会の結論を記事にしたものだが、木質バイオマスの大部分が海外の森林を伐採して得られたという事実に触れていない。あたかも国内森林の間伐材を燃料としているように語解されているが、大部分は輸入木材を燃料とする火力発電所に過ぎない。地球規模でみれば再生可能エネルギーといっても、海外...

続きを読む

温暖化?

 六十年くらいスキーを続けてきたので、ある程度は昔の寒さを憶えている。温度計で測った訳ではないが、二千年ころからの温暖化が異常だったのは誰でも実感できる。ただ三年前の大雪を潮目に、ちょっと変わってきたように感じてならない。全球の気温も低下傾向らしいが、今年の冬は寒さの到来が早く厳しい。おそらく幾度か大雪を覚悟しなければならないだろうが、二千年ごろからの温暖化の延長に今年の寒さがあるという論理は成立...

続きを読む

科学の神は

 グールドは進化論者であっても科学者ではないから、キリスト教原理主義の脅迫に屈したとしか考えられない。宗教と科学が抵触しない別の信仰形態であるという主張は古くからあるが、キリスト教原理主義の立場から見れば誤謬あるいは妄想に過ぎまい。おそらく日本人の多くはグールドの解説に納得するかもしれないが、科学の神は二千年にわたってキリスト教と対立してきた。論理に中庸はないと覚悟すべき。...

続きを読む

鳥来るダウン?

 水鳥が来るとダウンが採れる?まさかと思うようなコトバが氾濫したが、日本語で言えば「おこぼれ頂戴」というのが正しい。大企業を優遇する政策をとれば、最後は国民全体に富が分配されるという古式ユカシイ妄想だ。まあ高度成長やバブルの時代なら、「おこぼれ頂戴」も或る程度は正当化されたが、自由化による競争社会となった今日では有り得ない話。莫大な利潤を手にした企業は内部留保を寡占化に対応するための資金に当てる。...

続きを読む

マントとソデ

 植物生態学あるいは植生学では、極相林の周辺に生える群落の名前として広く知られている。現代日本語では用いられることが少なくなっているから、別の用語に置き換えられてしまう可能性もある。林縁や河川の周辺など、極相林が破壊された場合に最初に再生してくるのがソデ群落で、次にマント群落となって二次林の再生が始まる。人間の活動が必ず極相林の破壊を伴うとすれば、ソデからマントを経て再生林に至る過程を研究するのが...

続きを読む

植物と人間

 古い本ですが、宮脇昭の「植物と人間」は非常に面白い。植物学の視点で人間を語るというのは、誰にでもできる技ではない。おそらく20世紀の環境保護あるいは生態学を決定づける内容だが、多くの人に読まれたとは言えないだろう。もし広く読まれていれば、これほど自然破壊が進行することもなかったかもしれない。五島綾子のDDT論と合わせると、今後の社会像が見えてくるだろう。...

続きを読む

何に見える?

 何に見える?剪定枝の断面が真っ黒だったので、目鼻を入れてみました。顔に見えるとすれば錯覚ですが、古典的な祈りも連想されます。錯覚以外に美はないという考え方もありますが、錯覚を生み出す技も必要と言えそうです。...

続きを読む

モミモミする

 一週間ほど干すと表面が固くなってきます。この段階でモミモミすることを教えてもらいました。農家は回転ドラムに入れるらしいですが、家では指でモミモミ。外側に浮き出る糖の粉末を全体に散らばらせるためと聞きましたが、内部の構造を崩して種になる部分を壊すように思います。知らなかった。...

続きを読む

科学ブームとは何か

 ナノテクノロジーというブームをコロイド化学の視点で振り返った労作。パラダイムが科学者間の概念枠とされたのに対して、より広い社会(素人)が何を齎したか。科学ジャーナリズムや国家あるいは企業といった主体が何を求めたか。著者がバブルというコトバを使わなかった理由が知りたい。...

続きを読む

我慢の哲学

 植物は自分で動くことができず、与えられた条件(環境)の中で我慢しながら生育して繁殖します。理想的な生育条件を求めても無理で、とりあえず繁殖できる場所なら増えようとする。駄目なら枯れてしまうというのが普通。これは一種の哲学的な自然理解で、動物とは別の認識だとは思います。...

続きを読む

写真家?

 おもちゃのカメラを買ってもらったのは小学生だったと思う。もちろんモノクロの単眼。半世紀ほど撮り続けているが、写真家になろうと思ったことはない。できれば記憶だけで済ませたいと思うし、いわゆる美しい映像は好まない。これでもかという主張が透けて見えるようになると、流行のインスタグラムにはアレルギーが出そう。それでも何となく残したくなる構図があるから、今でもカメラを持っている。たとえ気合いを入れて撮って...

続きを読む

勝さんのこと

 あまり知られていないが、森下勝さんは面白い人でした。日本人では唯一の世界選手権者で、当時の世界記録を幾度も塗り替えた。そのころはスピードスキーと言わずにキロメーターランセと呼ばれていたが、とにかく早かった。勝さんの後は西克己さんに可愛がってもらったが、最初は日本リフトの田中さんに会ったのが切掛け。札幌オリンピックのワックスコーチとして有名でしたが、肝心の滑降では良い成績が残らなかった。ワックスは...

続きを読む

物干し

 干す場所がなくなってきたので、ベランダのハシゴに干しました。雨が当たらなければ良く乾きます。もちろん産地なら不衛生と言われるでしょうが、自給自足なら当然の結論。...

続きを読む

半世紀前の世界

 小学校に入る前からスキーを履いたから、すでに60年あまり経つ。さすがに竹スキーを試したことはないが、現在では考えられない貧弱な道具だった。もちろんリフトのあるスキー場も限られており、都会から来るスキーヤーの姿はマレ。バブル期に雨後の筍といった状態で増加したスキー場が、今や閉鎖あるいは廃業の山。再び半世紀前に戻る日も近い。資本主義経済という視点では当然のことかもしれないが、そこで暮らしていた人々に...

続きを読む

新茶の魅力?

 60年以上は煎茶を飲んで来たが、新茶は香りだけで味が薄いと思っていた。秋からの方が美味しいのに、どうして初夏の新茶が高いのか分からなかった。抹茶の席(釜開き)が晩秋以後になるのも何故か疑問のままだったが、製茶後に熟成期間が必要だと聞いて目から鱗が落ちた。考えてみればコーヒーも同じで、焙煎直後は味が出ていない。数日から一週間ほど経ったころがよく、二週間ほどで香りが落ちて来る。コーヒーの科学によれば...

続きを読む

非漢字文化圏

 大多数の文字体系は表音で、漢字のように表意文字というのは少ない。漢字文化圏の周囲では独自の表音文字が発達したが、表意文字を完全に除外することには功罪がある。田中克彦は漢字を否定して独自の言語文化を守るべきと主張するが、すでに日本語は古代のヤマトコトバから大きく変容しており、完全な表音文字に戻ることはできないだろう。というより新たなコトバ体系を作り直す努力が必要となるが、欧米文化の流入という別の難...

続きを読む

柿の葉

 写真はヒラタネナシという干し柿用の栽培種。もちろん渋柿なので生食は無理。だいたい絵に登場する柿は葉が落ちて幾つか実が残っていれば良いというのが定石だろう。ところが農家に聞くと先に葉が落ちるのは病理的なもので、最後まで葉が残っている方が美味しいと言う。葉がなくなれば光合成もできないから、糖度が上がらないのは当然の結論かもしれない。でも葉も実も群生している状態だと絵画の題材にならないのだろう。少なく...

続きを読む

手作業と生産性

 干し柿作りをしながら考えたこと。ヒラタネナシは四角いので機械が使えないから、手作業で皮を剥く。一時間に剥ける数はどうしても限られ、ヒラタネナシを栽培する農家は本当に少なくなった。大半の柿農家は市田柿を機械で剥き、クリップでスダレにしてビニールハウスで干す。天気によっては送風機をガンガン回してカビを防ぐから、厳密な意味で天日干しとは言えない。しかも二硫化硫黄で燻蒸してカビを防ぎながら発色を良くする...

続きを読む

柿剥き機

 有名な市田柿の産地に住んでいた時の話。柿農家が柿剥き機を買い替えるかどうか悩んでいた。事情を聞くと針を刺す従来型が40万円で、吸盤式の新型は100万円以上だとか。小遣い稼ぎで市田柿を作っている高齢者には大変な金額。農協へ出荷するには吸着式でないと駄目になったとか、針穴からカビが入るという理由らしい。一個でもカビが生えていると、その年の出荷分が全て戻されるらしい。客からのクレームが増えるとブランド...

続きを読む

干し柿づくり

 木枯らしが吹き始めたので干し柿作り。残念ながら柿の木がないので、知人の伝手で美味しい渋柿を入手しました。収穫時まで葉の付いた良い平無核です。剥いた皮は沢庵漬けを作る時に必要なので干してます。リンゴの皮は干さないで冷凍でも大丈夫ですが、柿は自信がない。冷凍だけでタンニンが不溶化されるかどうか疑問なので、一週間ほど干しておきます。スダレに干すクリップも使ってみましたが、あまり結果が良くなかったので、...

続きを読む

LPガスの秘密

 LPガスが大幅値上げをするらしい。原料価格が下がった時には値下げせず、上がり始めるとドンドン上げる。まあ営利の私企業ですから当然の行動。姉の家でLPガスから都市ガスに代えると言った途端、それまでのガス代を半分にすると言い出した。それができるなら最初から安くしておけば良いのに。田舎ではLPガスの独占が続いてきたが、最近になって多少とも大規模な事業者が参入する場面も出て来た。そうなると既存の業者が大慌てで...

続きを読む

秘密(蜜)入りリンゴ

 袋掛けをしないで完熟させた場合、サンの名前をつけるのは知っていた。ところが「蜜入り」が人工的に作れるという話を聞いて驚いた。木枯らしが吹いて葉が落ちるころ、リンゴに窒素を与えると落葉が遅れて蜜が入る。ただし糖度が上がるのではなく、単に実が腐りかけても落果しないというだけ。まあ消費者の好みですから。...

続きを読む

リサイクル?リユース?

 南信で暮らしていたころ、ちょっと高いユニットを使ってスピーカーを自作しました。なかなか良いと思っていたのですが、数年後に気に入らなくなり分解することに。ユニットは別の音曲箱におさまっていますが、この箱はグラスファイバー製なので壊すのが大変でした。現在は穴を塞いで果樹園の椅子に変身しています。無駄になったのは配線くらいかな?一緒に写っている足代や大理石板も別の形でリユース。ターンテーブルとCDプレー...

続きを読む

江戸紫

 たしかではないが江戸紫という品種で在来種の代表だったはず。縄文式農耕と伝統農法を一緒くたにされると困るので、ちょっと付け加えておきたい。いわゆる近世の伝統農法は水田稲作に傾斜し、周囲の丘陵から大量の落葉を集めて堆肥化した。有機物を外部から投入しなければ水田稲作が持続できる環境ではなかったからだ。しかし薪炭を落葉掻きによって森が疲弊し、さらに針葉樹の植林が行われたから、多くの人口を扶養するために森...

続きを読む

プロフィール

sanbokudoujin

Author:sanbokudoujin
群馬県出身、悪名高い国立大学医学部卒業。現代日本に失望して仙人暮らしを数十年。30年ぶりに競技スキーを再開。土漆器やスピーカーボックスの製作、茶室や秘密基地建設など森羅万象。東北北海道文学賞、歴史浪漫文学大賞。

検索フォーム

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
その他
1728位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1547位
アクセスランキングを見る>>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。