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縄文人の顔を復元?

 国立科学博物館の研究者が縄文人の顔を復元したと荒木涼子が毎日新聞に書いた。礼文島から出土した頭蓋骨から顔貌を復元したというが、礼文島は近世までアイヌというより北方モンゴロイド(ギリヤークなど)の居住地で、頭蓋骨を東日本の縄文人と同一視するのは危険だ。以前から行われている遺伝子亜型の研究からも、東日本を中心とした縄文人に弥生系の遺伝子が混入して行く過程が示されており、アイヌよりギリヤークに近い人骨...

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叩くとタタル

 子供の頃、チャンバラ映画で「叩っ切る」という見栄が流行った。凄いなあとヨダレを流して見ていたが、大人になると「叩く」と「切る」が同じかどうか悩むようになる。とくに柳生の演武を見てから、「叩く」と「切れない」という単純な原理に気づいた。刃物を扱ったことがあれば誰でも分かるが、「切る」には一定の角度で引くか押す必要があり、叩いただけでは切れない。これが分かると竹刀の剣道がショーにしか見えなくなるが、...

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毛無(し)山の地名解

 フェイスブックでスキーを話題にしていたところ、原克彦さんから毛無山の語源がアイヌ語で「川沿いの林」と言う意味だと教えられました。ちょっと気になっていた地名なので調べてみると、萱野茂のアイヌ語辞典に「川沿いの林」という意味が載っておりました。アイヌ語地名は基本的に地形記述ですから、山に川沿いの林という名前を当てることは考え難く、何らかの隠喩あるいは暗示ではないかと思います。ただ萱野茂はkenasという...

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やっとこさ

 10年越しの原稿が完成。片山龍峯の本を買ってからも七年以上経つと思う。日本語とアイヌ語の関係を言語学的に明らかにしようとした本だが、音韻変化の規則性という比較言語学の主峰だけでは十分ではなかった。精読すれば分かるが、音韻変化の規則性だけで説明がつかないと、意味論に踏み込んだ箇所がある。もう少し意味論的な解析を進めれば、今回の原稿を纏める必要もなかっただろう。原日本語あるいは縄文語の再構成に挑んだ...

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縄文語地名

 かなり研究した痕跡が濃厚。ただしアイヌ語による地名が検出されたというだけでは、十分ではないと考えられる。どうして関東以西にもアイヌ語地名があるのか、その点に関する議論が不足しているように思えてならない。本来なら縄文語の再構成に向かうはずの努力が、民族誌的な発見の記述に留まってしまったからだ。残念。...

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プロフィール

sanbokudoujin

Author:sanbokudoujin
群馬県出身、悪名高い国立大学医学部卒業。現代日本に失望して仙人暮らしを数十年。30年ぶりに競技スキーを再開。土漆器やスピーカーボックスの製作、茶室や秘密基地建設など森羅万象。東北北海道文学賞、歴史浪漫文学大賞。

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