FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

続きを読む

加久藤カルデラ

 霧島連山の新燃岳が噴火したが、えびの高原の硫黄山でも地震が頻発しているらしい。まったく別の火山と思うかもしれないが硫黄山も霧島連山の一部で、直線距離は4キロほどしかない。しかも数十万年前には破局噴火があり、加久藤カルデラと呼ばれる大規模噴火があった。問題は新燃岳の噴火を起こしたマグマが硫黄山の直下にも及んでいるとすれば、加久藤全体のカルデラ噴火に繋がる可能性がある。しかも霧島連山全体がマグマによ...

続きを読む

新燃岳

 気象庁は噴火が停止したと言っていたが、結局は再噴火。それも今回の活動では最大級と言う。本来なら傾斜計と地震計でマグマの上昇過程を判断するはずだが、ほとんど観測機器が動いていないのではないか?溶岩が流れ出すようになると微動も発生しないし、傾斜計も山体膨張を示さなくなる可能性がある。もちろん近くのカメラは多くが沈黙してしまうから、結局は遠望で推測しているのが実情かもしれない。取り敢えず有効なのは極相...

続きを読む

地形図から類推できること

 中学時代に遊んだ草津のスキー場が半分ほど閉鎖された。本白根北西で生じた水蒸気噴火によるものだが、地形図と航空写真を見比べてみると、草津白根と本白根を結ぶ南北の直線に沿って、幅九百mで長さ三千mの範囲に噴火口が点在すると気づいた。表層地殻に直線状の脆弱部分があり、比較的新しい断層に沿ってマグマが上昇してくる地形と考えられる。もし本白根の直下に本来のマグマ溜まりがあるとすれば、草津白根(湯釜)までの火...

続きを読む

予見可能性

 火山噴火が予見可能と考えられたのは、近代的な観測機器とくに傾斜計や地震計によって地下のマグマが移動している様子を推測できるようになったからだ。しかし傾斜計は設置された場所の傾斜しか示さず、地震計で検出される微動や低周波振動の意味づけは、必ずしも絶対的なものではない。火山性地震についても数百メートルといった精度で、岩盤の割れ方を特定するのは難しく、地震断層モデルの解釈についても疑義が残る。最も問題...

続きを読む

未曾有と既知

 東日本大震災の日が近づくと、震災を忘れないという特集がマスコミに登場する。震災遺構の保存も結構だが、何よりも重要なのは津波石で、「これより下に家を建ててはいけない」という教訓を忘れないようにすることだ。大昔から幾度も津波石は建て直されてきたし、明治三陸地震の津波石が東日本大震災でも有効だったことは、研究者の多くが承知している。にも関わらず新たな津波石は作られようとしない。海岸沿いの低地を利用でき...

続きを読む

プロフィール

sanbokudoujin

Author:sanbokudoujin
群馬県出身、悪名高い国立大学医学部卒業。現代日本に失望して仙人暮らしを数十年。30年ぶりに競技スキーを再開。土漆器やスピーカーボックスの製作、茶室や秘密基地建設など森羅万象。東北北海道文学賞、歴史浪漫文学大賞。

検索フォーム

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
その他
1896位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1670位
アクセスランキングを見る>>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。